こんにちは、keiです。
みなさん、秋のお彼岸、週末はいかがお過ごしでしたか?。
keiは、こんなモノを食べ、緑に触れて秋の週末をのんびり過ごしてました。
すみません、みなさんは大変な佳境に差し掛かっている時期に、こんなお気楽な休日を過ごしてて...。

ところで、今週末は院内の看護研究学会ですね。私たち委員会も発表しますよ。
フライングですが、発表内容に少し触れてもいいでしょうか?。まぁ、みなさんの何かのお役にも立つかもしれないので、少し、お聞きくださいね。
天神中央公園の木立です...市役所裏、アクロスの前当たりです。

まず、「看護研究計画書」の執筆に関して
何故、この看護研究計画書の執筆を取り上げたかというと、委員会では計画書の査読を行っているのですが、提出された計画書が文献の検索が不完全であったり、事実や実態の捉え方が完全でなかったりと不備が多くあるため、今一度、計画書の書き方をレクチャーしようと言う事になりました。
研究者らにしてみれば、完璧な研究計画に対して訂正と書き換えを求められるわけですから、それを繰り返していると研究へのモチベーションも下がってきますよね。そういう意味でも、多くの看護職が集合するこの機会に研究計画書に関して説明を加えておくことは今後に役立つと思います。
看護研究計画書が完成すると「研究の60-70%は完成」
看護研究の過程においては、看護研究計画書が完成するということは研究の70%が完成したことを意味します。何故かと言うと、計画書は研究の全プロセスが記載されているからです。研究の全プロセスが明らかになるには、研究に至るまでの背景を全て洗い出す必要があります。この洗い出す過程の中で、研究デザインまでが明確になり、その後は、この計画に従って、調査を実施し結果をまとめる「看護研究実施」というプロセスの30%が残ります。要するに、計画書提出までが重要な研究期間と表現しても過言ではないでしょうね。
研究目的・研究仮説を導くまでの道のりが、結構、困難です
日ごろの経験から感じた主観的な体験を、科学的研究可能な状況まで洗練させていくその過程は、文献を探す、文献を読む、文献から考える、他者との意見交換など、日ごろの業務とは違った使い慣れない手法を使用します。そして、それらの見解をまとめ研究の視点を絞り込んでいく。研究の全過程において、この過程が最も苦労する部分です。しかし、この過程が中途半端であったり、焦点化されていなかったりすると、研究を実施したとしても論理の一貫性のない信頼性・妥当性もない研究となり、研究としての意義や価値がなくなります。困難に立ち向かう自分を誇らしく思い、この過程を楽しみながら乗り越えていただきたいと願うばかりです。
いつも簡単に考えられている「アンケート用紙」による調査研究
アンケート調査に関しては、看護の研究では簡単に考えられているようで、比較的、多く実施されています。しかし、アンケートで図るものがしっかり見えていて、図る測定器具が正確な「ものさし」でなくてはならいことは、知られていないようです。では、図るものはどう見つけるか。図る価値があるものをどう見つけるかということは、先行研究、文献からの根拠が必要です。また、考察では比較検討を行うことが調査研究の要でもありますので、十分な文献研究がアンケート調査を用いた研究の根底に必要です。アンケート用紙、質問紙を使用して事象を測定する訳ですから、その図るものが確実に見ていることの重要性、図るもの測定用具の正確性の確保に関しては理解して頂きたいですね。そして、参考までにアンケート調査、本格的に実施するには、アンケート用紙作成に1年ぐらいかかります。
倫理的配慮は形骸化した文章で終わらせないで下さいね
倫理的配慮は、研究論文の一部に文章として語られるものではなく、研究の全プロセス、研究者として思考の隅々にいき届いていなければならない感覚の一つです。文献引用時の著作権に関する配慮、盗作を予防するための先行研究を検討する意義、研究対象者を擁護する倫理的原則など、専門職として常に研究のプロセスにおいて倫理と向かい合う事を忘れないで下さい。また、研究者は研究以外の場面においても「倫理的感受性」を磨かれるよう、倫理的場面を自らに問いかけながら日々の業務を行って下さい。
以上、本日は「フライング看護研究発表会」でした...当日は、師長さん方が詳しく説明を加えてくださいますので、それもお楽しみにね~♪。
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